Jリーグのガンバ大阪に所属する、半田陸選手。
攻撃センスの高さで将来的な日本代表入りが期待される彼は、どのような選手なのでしょうか。解説します。
半田陸選手の特徴・プレースタイルは？
半田陸選手は、高い身体能力と攻守のバランスに優れた右サイドバックです。
2023シーズン現在所属するガンバ大阪ではヘディングやタックル、1対1の強さなどの守備面でチームに貢献するだけでなく、思い切りの良い前線への飛び出しやクロスなど、攻撃面でも活躍しています。
なかでも判断力に優れ、オーバーラップだけでなくインナーラップを選択してチャンスに絡むことも珍しくありません。
実際に2023年6月には、積極的な攻め上がりが実り、ルヴァンカップのグループステージで2試合連続ゴールを決めました。
年代別日本代表の常連でもあり、モンテディオ山形に所属していた2022年秋にはイタリア・セリエAのASローマからのオファーが報じられました。しかし、これは「僕自身も驚きましたよ。まったくない話だったので」と否定しています。
また、2022年夏にガンバ大阪からオファーを受けたものの「そのときは山形でのJ1昇格しか考えていなかった。ずっと山形にお世話になってきましたし、昇格の可能性があったので、その目標を達成したいと思って」と一度は拒否。
その後、J1昇格を逃したシーズン終了後に再びオファーが届き、「山形で昇格できなかったのは残念ですけど、やれることはやったという思いもあったので、次のステップにいくタイミングだと思いました」とガンバ大阪への移籍を決断しました。
一方で、J1リーグでの経験値の少なさと守備時の強度にはやや課題を抱えています。相手のアタッカーに後手を踏む場面も時折みられます。本人も「守備がすごく安定しているサイドバックになりたいですね」と語っており、今後の成長が楽しみです。
17歳でJ2デビューを飾り、J2リーグながら計92試合に出場していたため、同年代のなかではトップクラスの経験値を誇ります。J1リーグでは2023シーズンが1年目のため、高いレベルで揉まれて徐々に改善することでしょう。
各年代別日本代表に選出されていることからも分かるように、若手サイドバックのなかでも随一の評価を受けており、パリ五輪出場はもちろん将来的な日本代表入りも期待されています。
チームの調子が良くない時でも一切手を抜かず、常に全力で戦い抜くため、どのチームでも多くのサポーターに愛される選手になることは間違いありません。
現在の市場価値は？
半田陸選手の2023シーズンの市場価値は、650,000ユーロです。
推定年俸は、1,500万円です。
半田陸選手の生年月日・出身地は？
半田陸選手の生年月日は、2002年1月1日です。
出身地は、山形県です。モンテディオ山形のジュニアユース、ユースを経て、2019シーズンにトップチームに昇格しました。
半田陸選手の成績は？
半田陸選手のキャリアハイは、モンテディオ山形に所属していた2021シーズンにJ2リーグで記録した、37試合出場3得点です。
次点では、2022シーズンに同じくモンテディオ山形で記録した、35試合出場0得点が挙げられます。
半田陸選手は結婚している？
半田陸選手は、結婚しているか未婚かは明言していません。
ただし、選手名鑑によると未婚のようです。
