JリーグのFC東京に所属する、渡邊凌磨選手。
非常に高いユーティリティ性で知られる彼は、どのような選手なのでしょうか。解説します。
渡邊凌磨選手の特徴・プレースタイルは?
渡邊凌磨選手は足元の技術に優れており、ドリブルやパスでチャンスを作ることができる攻撃的なミッドフィルダーです。
ユーティリティ性が非常に高く、攻撃的な中盤の位置はもちろん、近年はウイングでプレーする機会が増加しています。加えて、サイドハーフやボランチやなどでもプレーできます。
これはサッカーIQの高さ、戦術理解度の高さが関係していると考えられます。
豊富な運動量を誇り、攻守に渡ってチームに貢献できます。
シュート力も高く、ミドルレンジからのゴールも決めることができます。ただ、本人は満足しておらず「もちろん周りを使うことは大事だし、それは自分の良さだと思っていますが、前で得点に直接絡むようなプレーを増やしていかないといけない」「もっと得点を取れないと、リーグ優勝やそういう高い目標に向かっていけない」と得点の増加に貪欲です。
柔軟な発想で、相手の意表を突くプレーを見せる場面もみられます。
一方で、身長は176cmと低くないながら競り合いには強くなく、空中戦や肉弾戦では不利となることがあります。
また、プレーの質は高いものの決定機で決め切れず、レギュラーを掴みきれない時期も少なくありません。
献身性は高いものの、守備時にはポジショニングや寄せのタイミングに課題があります。
柔軟な発想の反面、時々無理なプレーをしようとして、ボールロストを招くこともあります。
「プロサッカー選手になるために」早稲田大学に入学し、ドイツからのオファーを受けてすぐに移籍を決断した渡邊選手。見た目によらない貪欲な姿勢は、サポーターから愛される要因となっています。
今後のさらなる活躍に期待しましょう。
現在の市場価値は?
渡邊凌磨選手の2023シーズンの市場価値は、700,000ユーロです。推定年俸は、3,000万円です。
渡邊凌磨選手の生年月日・出身地は?
渡邊凌磨選手の生年月日は、1996年10月2日です。
出身地は、埼玉県東松山市です。
前橋育英高校、早稲田大学を経て、インゴルシュタット(ドイツ)所属として2017年4月にトップチームへ昇格し、プロ入りしました。
渡邊凌磨選手の成績は?
渡邊凌磨選手のキャリアハイは、カテゴリーを考慮すると、FC東京に所属していた2022シーズンにJ1リーグで記録した、30試合出場6得点です。
次点では、モンテディオ山形に所属していた2020シーズンにJ2リーグで記録した、39試合出場7得点が挙げられます。
渡邊凌磨選手は結婚している?
渡邊凌磨選手は、結婚しているか未婚かは明言していません。
ただし、選手名鑑によると未婚のようです。